はじめに
今回は、将来の資産形成について、ジャック(弟)とジル(姉)の投資エピソードを紹介します。
同じ投資先を選んだ2人ですが、資産額に大きな差が出る結果となりました。
その理由を一緒に見ていきましょう!
【ジャック(弟)の投資】
・18歳:高校卒業後すぐに投資をスタート
・毎年50万円をつみたて投資:18歳から25歳までの8年間継続
・投資総額:50万円×8年間=400万円
その後は追加投資をせず投資のことは忘れる、、、
【ジル(姉)の投資】
・26歳:大学院卒業後に投資をスタート
・毎年50万円をつみたて投資:26歳から65歳までの40年間継続
・投資総額:50万円×40年間=2,000万円
【2人の投資対象は同じ】
・投資先:同じ投資信託を選定
・年平均リターン:年平均10%
【65歳時点の総資産額】
ジャック(弟):2億5,878円
ジル(姉):2億2,129円
→ 結果:ジャック(弟)の方がジル(姉)よりも3,749万円も多い結果に!
図解
投資総額 | 総資産額 | |
ジャック(弟) | 400万円 | 2億5,878円 |
ジル(姉) | 2,000万円 | 2億2,129円 |
【なぜこの差が生まれたのか?】
ポイントは、「時間」です。
ジャックはジルより8年早く投資を始めたことにより、複利の力を最大限活用できました。
複利の効果は、「投資した時間が長いほど大きくなる」ため、投資のスタートが早いほど有利になるのです。
おわりに
いかがでしたか?
今回は、「投資を早く始めることの大切さ」と「複利の力」を、ジャック(弟)とジル(姉)のエピソードを通してお伝えしました。
投資は時間を味方につけることで、小さな元本が大きな資産に成長します。
新NISAやiDeCoを活用して、あなたも資産形成をスタートしてみませんか?