一攫千金という考え方に人々は愛されている。
私は彼らを責めるつもりはない。
でも、私はゆっくり金持ちになりたいとずっと考えていて
その過程で多くの楽しみを得ている。
投資家 ウォーレン・バフェット
資産形成とは、将来のために必要な資金、子供のための養育費、老後の生活費などを目的に節約や貯金でお金を貯めたり、投資をしてお金を増やすことを言います。そのため、闇雲に資産形成を始めるよりも、「いつ・なぜ」お金が必要なのかを明確にし、期限と目的を決めて資産形成を行うことが大切です。
資産形成の第一歩は貯金
資産形成と聞くと、投資などでお金を増やすことを思い浮かべる方がいるかもしれませんが、将来に向けてお金を増やすという意味では貯金も資産形成といえます。
そして、資産形成の第一歩として重要なのは「貯金」から始めることです。
では、なぜ資産を増やすためにまず貯金から始めるべきなのかを説明していきます。
1. 生活防衛資金の確保
万が一の病気や怪我、失業などの予期せぬ支出に備えるために、まずは現金で持っておくことが必要です。ライフスタイルや家族構成により必要な金額は異なりますが、一般的には生活費の3〜6か月分が目安となります。
2. お金の管理力を高めるため
貯金の習慣をつけることで、自分の「収支」が把握できるようになり、お金を管理する力が身につきます。その習慣こそが最大の財産であり、今後の資産形成に大きな影響を与えてくれます。
3. 投資の元本を作るため
投資を始めるにも、まずは元手が必要となります。今後の記事で詳しく説明をしていきますが、投資はあくまで余剰資金で行うことが重要であり、そのためにも貯金で余剰資金を確保することが大切です。
以上の理由から、「貯金」をして資産形成の土台を築くことが重要となります。貯金を続けることで、通帳にお金が積み上がるだけでなく、資産を形成するまでの過程で作り上げた習慣こそが最大の財産であり、今後も資産を築き上げていくことが可能となっていきます。
資産形成は、派手な一発逆転ではなく、コツコツと積み上げる地道なプロセスです。その第一歩として重要なことが「貯金」をするということです。
今日から始める小さな一歩が、未来の大きな財産へ
資産形成において重要なこと
資産形成において重要なことは「情報」と「行動力」です。
1. 情報の力:正しく知ること
節約や貯金といっても、「とにかく我慢」「とにかく使わない」といった方法では長続きはしません。たとえば、固定費(スマホ・保険・サブスクなど)を見直すことで、毎月数千円〜数万円が自動で節約できる仕組みを作ることが可能となります。格安スマホや本当に必要な保険の必要性など、正しい知識を知っていれば無理をせずに節約や貯金が継続できます。
2. 行動力:知って終わりはもったいない
情報を知っただけでは1円も増えませんが、そこで「すぐに行動に移す人」が差をつけています。例えば、「スマホプランを見直す、無駄な保険を解約する、自動積立口座を開設する」など、これだけで行ったその日から無駄な支出を抑えることができます。これらの小さな行動の積み重ねが、将来の資産を大きく左右していきます。
現在、全く貯金がない方も正しい情報と行動力で、着実に資産形成への歩みを進めることができるようになります。そのためには、まずは情報を得ることから始めていただき、行動に移して、将来のための資産を形成していきましょう。
今日から始める資産の種
私自身も2年前までは貯金が全くなく、そこから少しずつお金についての知識を学び始めて、様々な方法を試しながら資産を増やしている過程です。私の学びの過程や資産形成を行う上での気づきをシェアしつつ、同じように資産形成に取り組んでいる方と一緒に成長していけたら嬉しいです。
綺麗事かもしれませんが、「自分の活動が誰かの未来の豊かさに繋がってほしい」「1人でも多くの方がお金に困らずに豊かな人生を送って欲しい」と、そんな思いを込めて、「今日から始める資産の種」を更新していきます。
このブログでは、資産形成を始めたばかりの方、これから始めようとしている方にも理解しやすいように、お金の基礎知識や投資の考え方をわかりやすく説明し、実践しやすい形で発信しています。
・節約や貯金の具体的な方法
・お金についての知識(貯金だけではお金が増えない理由など)
・NISAの始め方や活用法
・インデックスファンド(投資信託)の基礎知識
・景気や経済の動きが資産形成に与える影響
これらの記事を通して、初心者の方が無理なく実践でき、資産形成を行っていける内容を心がけて更新していきます。
「資産形成を始めたいけど、何からすればいいの?」という方は、ぜひ一度読んでみてください!
1人でも多くの方の明るい未来へとつながりますように。
小さな種を産み、芽を育てて、大きな木へと育てていきましょう。
