固定費と変動費
家計の支出項目は「固定費」と「変動費」の2つに大きく分けられます。
・固定費
家計の支出のうち、毎月定額あるいはほぼ定額でかかる支出のこと
例:住居費・通信費・保険料など
・変動費
家計の支出のうち、毎月額が変動する支出のこと
例:食費・日用生活費・交際費など
前回の記事で家計簿についてお話をしましたが、固定費や変動費が「毎月どのくらいかかっているのかを把握」することが大切です。
これらのうち家計の改善を図るなら、「支出の削減は固定費の見直しから始める」ことがおすすめです。それらの理由を事項以降で解説します。
手間は一瞬、効果は持続
固定費削減の最大のメリットは、一度見直してしまえば効果が持続することです。
例えば、スマホのプランを変更することで、毎月数千円の節約が持続的に続きます。
このように、最初の手間さえかければ、その後の家計管理に大きく貢献します。そのため、早めに取り組むことが大切です。
高い効果が得られる
変動費(食費や生活用品)は、数円でも安い品物を求めるため、スーパーや薬局のはしごを行わなければなりません。
手間がかかる割に得られる効果が低く、こういった負担がかかる節約は長続きしません。
それに比べ固定費の削減は、一度の手間で月に数千円から数万円の効果が得られるため、効率的かつストレスのない節約を継続して行うことができます。
では、具体的にはどのように固定費の見直しを実行すれば良いのか、次回の記事で紹介したいと思います。